行かないジムにお金を払う理由

本記事は #意識低いトレーニング部 Advent Calendar の16日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/9001
※GMOペパボの社内Slackには #意識低いトレーニング部 というチャンネルがあります。

ジムに行かない自分を正当化してみます。ジムに行く意識は低いですが、文の意識は高めでいきます。
詭弁のような気もしますが、いざ尋常に。


私は今年からジムに加入し、筋肉増量・健康増進を目標にしています。しかし、ジムの他にやりたいことが多くてあまり通えていません。それにも関わらず、私がジムにお金を払い続けるのには理由があります。今回はその理由を2点お話ししたいと思います。

ジムへのお布施と積読の共通点

ジムへのお布施は、積読に似ています。読書好きなら誰しもが、読みたい本を手元(本棚)に置く”積読”という行為をしますよね。積読の良い点は、読みたいと思った瞬間にすぐに読める状態であることです。そして、その本が視界に入ることで、読むことを意識し続けることができます。

ジムへのお布施もこれと同じです。ジムに行くことが自分の中に「選択肢」として存在することが重要です。また、ジムに既に入会している状態は、大きなメリットがあります。何もない状態から始める0から1へのハードルをすでに越えているのです。ジムに行くだけで良いという環境が整っています。

サブリミナル請求書

私たちは日々、膨大な量の情報に触れています。この情報の海の中で、自分が関心を持つ分野に意識を向けることは、自分の人生の方向性を形成する上で重要です。私は毎月の請求を見るたびに、ジムへの支払いを実感し、ジムが頭の中から消え去ることはありません。そうしているうちに、半年に一度「ジムに行ってみようかな」と思う時が訪れます。日々の生活の中でも筋トレに関する情報に自然と目が行き、自分の人生が少しずつその方向へと傾いていきます(多分)。私がジムの請求を毎月見るのも、常に健康意識を持ち続けるためです。

まとめ

ジムへのお布施は、日常生活の中で健康的な生活への意識を高め、行動に移すきっかけを作り出します。これは、情報の多い現代社会において、自分の関心事を常に意識し続けるという、より広い意味を持つ行動です。目標がなくても、ジムにお金を払い続けることは、自分自身のための大切な投資なのです。

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