Category Archives: アニメ

watched’PLUTO’

手塚治虫の「鉄腕アトム」の一編である「地上最大のロボット」を物語のモチーフとしたアニメ。全8エピソードだが、他のアニメとは異なり1話1時間ある。

アニメ固有の感想で言うと、爆発や火花といったエフェクトの描写が非常に綺麗。呪術廻戦もそうだが、最近のアニメはエフェクト描写で目を見張る作品が多い。

作中で印象に残ったシーンは、ロボット夫婦のもとにロボットの子供が養子として来たシーン。初めて子供が歩いた時に夫婦の口から発せられた「生きている…! 生きているということを初めて実感した」というセリフです。生物学的にはシーン中に”生きている”ものはいないのにも関わらず、小さなロボットが初めて二足歩行をする様子・それを見て感じる親心。生きていると言わずにはいられなかったです。

おそらく鉄腕アトムのテーマ・問題提起でもあるが、「高度に科学が発展した世界におけるロボットと人間との共生」であったり「人間とは」みたいな部分が今の時代に合っていると思いました。生成形AIの隆盛により、今後、友達のようなおしゃべりロボットが登場する世の中が来た時に、それに対してどのような感情を人々が抱くのか。

watched’弱虫ペダル’ 1st,2nd season

不器用ながらも好きで楽しい自転車に全力な少年の成長物語です。このアニメを見ると自転車でスプリントしたくなること間違いなしでしょう。


大学のころから私の移動手段は自転車でした。片道~15kmであれば自転車の移動圏内です。ちなみにGIANTに乗っています。

watched’地獄楽’

ドロヘドロチェンソーマン呪術廻戦でおなじみのアニメーション制作会社MAPPAの作品です。奇怪な世界や鮮血の描写が上手だなあと思っており、地獄楽の世界観をうまく表現していたような気がしています。ストーリーとしては”起承転結”の”承”くらいなので、2期にも期待という感じです。


地獄楽の島がハンターハンターの暗黒大陸っぽい奇妙さがあり想起されるので、早くハンターハンターが見たいです。。

watched’水星の魔女’

初めてのガンダムでした。大きいロボット作品(トランスフォーマー,マクロス,グレンラガン, etc..)はあまり見ないタイプですが、とても楽しめました(/・ω・)/ 見始めた動機はミオリネさんが可愛かったからです。それだけです。

作品の舞台となる宇宙都市フロントにはスペーシアン(宇宙生まれ宇宙育ち)と呼ばれる富裕層が暮らしており、アーシアン(地球生まれ地球育ち)と対立構造があります。軌道エレベーターもモビルスーツもある世の中でもまだ経済格差は問題なのでしょう。私は宇宙でぷかぷかしていたいので勉強頑張ります。

主人公のお母さんを除くと概ねハッピーエンドなお話なのでとても見心地の良い綺麗なアニメだったと思います。私はみんなが幸せそうにしていたので大満足(¯ ﹀ ¯)


最近お気に入りのアニメ視聴方法なのですが、最終話の一話前が配信されたタイミングで一気見をして、最終話をリアタイで見るのにハマっています。毎週来週を待つのは耐えられない性分なので、基本一気見したいのですが、最終話だけは来週のドキドキを楽しみつつ、Twitterの反応を楽しみつつリアタイで見るのが最高です。お試しあれ~(∩^o^)⊃━☆゚.*・。

watched’スキップとローファー’

ありのままでいることの難しさと眩しさが分かる作品。各話タイトルのタイポグラフィが本アニメにぴったりの爽やかさでとてもよい。

一癖も二癖もある友達、彼らの心をピュアな主人公が解きほぐし、高校生活を謳歌する話。基本的にハッピーな話だがそれだけではなく、人を羨んだり卑屈になったり、と誰しもが感じたことのあるマイナスな精神面を取り上げているのでより親近感の湧く作品になっている。
色々なところに大事な考え方や教訓が散りばめられており、人間関係で悩みのある方は、何か得れるものがあると思う。主人公の真っ直ぐさが眩しい

良い考えの例:自分の選択が正しかったが分かるのはずっと先。大切なのは自分が決断したということ。

watched’青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない’

アニメ映画を見ました。

頭の中を空っぽにしてから見ると面白いです。深い教訓が得られる系のアニメではなく、(˙◁˙) という顔で見るタイプのアニメです。

思春期症候群という病を軸に、様々な怪奇現象を解決するストーリー。ストーリー自体は物語シリーズに似ているが、もっと(˙◁˙)です。みんな大好き”シュレディンガーの猫”も出てくるので、時間が余っている方はぜひ(?)

watched’劇場版 響け!ユーフォニアム’

以下劇場版2作を見ました。

1つ目はアニメの総集編に似ていますが、普通の総集編でなく、3年副部長である田中あすかに焦点を当てた総集編です。アニメでは放送されなかった全国大会での演奏も聞けたので良かった⸜( •ᴗ• )⸝

2つ目はアニメ2期の続きを描いています。新入生との日々からコンクールまでの1年をサクっとまとめています。新入生の人間関係がややこしく、主人公が振り回されながら、各々が自分と向き合う話です。

本アニメにとてもハマっているので、作中曲のサウンドトラックを聞くなどして日々生きています。私はサンライズフェスティバル(1期5話あたり)の話が好きで、特に開始前に高坂麗奈がトランペットを鳴らすシーン。とても矜持を感じれて良い。。。

watched’響け!ユーフォニアム’ 1st,2nd season

全国を目指す吹奏楽部の話(公式HP)。自分が進みたい道の途中で壁にぶつかったとき、色々なことに折り合いをつけて諦めちゃう人もいるし、自分の信じた道を突っ走る人もいる。「どちらの決断が正しいか」ではなく、決断は自分の意志で行われ、自分の決断は自分で責任を持つことが大切。自分にも相手にも好きなことにも正直に向き合うことで、後悔しない決断・質感のある人生を得ることができる。そんなことを思えたアニメでした。

高校時代に一時的にサポートとして合唱部に所属していたのですが、合奏や合唱はいいですよね。心地よい一体感がありますし、練習の成果を本番一発にかけるドキドキが好きです。特に高校部活という限られた期間での研鑽が問われる活動は見る側でも心を奪われます。福岡では毎年4月の頭に年末の第九合唱を募集しているみたい(参考)なので、次は応募しようと思っています。

私は芸術の中でも特に音楽が好きで、心情を表現する方法として言葉(特に文字)や絵などよりも扱いやすいから好きなんだと思います。自分の想いを言葉で表現する際、自分の語彙がボトルネックになります。アウトプットまでの速度も思考時間の分だけ落ちますし、自分の語彙では表現できない想いが削げ落ちます。その点音楽は頭を空にして、声や音を出すだけで良いです。本作でも、各登場人物の心情が演奏に表れている箇所がいくつもありました。(ちなみに言語学自体は面白いなあと思っていて、ゆる言語ラジオを散歩中によく聞いています)

本作の劇場版をまだ見ていないし、特別編も夏に公開されるみたいなので楽しみです。


突然ですが、わたしは最近知人を亡くしました。共通の知人から「キミから見てあいつはどんな奴だった?」という質問を受け、これに対して答えることができませんでした。頭の中にはその人との日々が想起されるだけで、その思い出に合う言葉を探し、文法を組み立てるという作業ができませんでした。心情を言語化するのが好きではないから出来なかったのか、単に訓練不足なのか、、、

watched’ハイスコアガール’1st,2nd season

アーケードゲーム全盛期の90年代を舞台に、ゲームに熱中する男女を描いたラブコメの作品。ストリートファイター6が発売された今に打ってつけで、好きなものに熱中できることの尊さを感じました。

作品を見ながら、小中学生時代を思い出していました。お小遣いだけでは足りずに親の財布からくすねてゲームセンターに行っていたなあ。。。ストリートファイターⅣを気が狂ったようにやっていた当時の小さなゲームセンターは無くなっているようです。けれども、今でも鮮明に店内を思い出せるのが不思議。ところで、昔は1プレイ50円だったんですか Σ(・□・;)

「熱中できるものが無い」という方におススメです。度々登場する名作のキャラクターが本作の良いところでもありますが、著作権的に問題があった(?)ようです。参考