初めてBLというジャンルの本を読みました。本書がきっかけでクィア(Queer)を知ることができました。えっちなBL要素が限りなく少ないコミックです。
「SNS中毒者(ノンケ)&その人を長年ネトストしている人(クィア)」がメイン登場人物という現代らしい一冊。仕事仲間や親・元カノなど、周囲の方々がとても優しく、「こういう人間関係をみんな作れれば良いな」と思える一冊。
「責任を背負えばできなくなることも増えてくる。人生は短い。」というお父さんの言葉、響きました。
今でいう同性愛というのが多数派だった時代もあり、男の友情の延長線という考え方もある。不必要な区別はない方が悲しむ人が少なくて良いなあ。